前に襲撃され、9羽亡くなりましたが
その後の検証で、天敵対策が甘かったと指摘されてます
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news/20100406-OYT8T00117.htm
「動物飼育の専門家がケージをチェックしなかったのか」
「テンについて認識不足だ」。佐渡トキ保護センター野生復帰
ステーションの訓練用順化ケージ内で、トキ9羽がテンに
襲われて死んだ問題を受け、佐渡市内で5日開かれた
検証委員会の初会合。委員からはケージの設計・施工と
管理運営に対する疑問の声が相次いだ。
順化ケージは、環境省から委託された県が、業者に設計と工事を発注して建設。2007年に完成した。今回の事故を受けた調査で、金網の目(側面2.5センチ四方、天井4センチ四方)より大きい「すき間」が265か所見つかった。
5日の会合では、県が工事関係者から聞き取り調査をした結果を報告。業者からは「トキが外に出ないこと、けがをしないことが
中心に考えられていた」「天敵対策について専門家の考え方は
聞いたが、具体的な対策は聞いていない」などの
説明があったという。
検証委のメンバーで、テンの生態に詳しい東京女子大の
石井信夫教授は「動物飼育の専門家が改善点を
チェックしてほしい」と提案。建築が専門の長岡造形大の
新海俊一准教授は「(斜面で)難しい場所に、大きな施設を
造った。積雪などで変形することもあり、全くすき間を
なくすことはできない」と指摘した。
野生復帰ステーションの繁殖ケージには昨年2月にテンが侵入。だが、これを教訓に、順化ケージについて対策が
強化されることはなかった。検証委の委員長を務める
斉木悦男弁護士は「繁殖ケージへの侵入時に、専門家や
島民の意見を聞いても良かった」とした。
国の委託を受けて、県が実務を担ってきたトキの
保護増殖事業について、山階鳥類研究所の山岸哲所長は
国と県を夫婦に例え、「お父さん(国)はお金だけ出して
ほったらかしてきた。放鳥の前年に保護官事務所を
作って仕切り出しても、夫婦仲がよくなるはずがない」と批判した。
また県猟友会の笠井照夫佐渡支部長は「島民は怒っている。
これからは専門家会合に多くの島民を入れてほしい」と要望した。
第2回会合は13日、県庁で開催予定。報告書の骨子について
意見交換する
2010年4月6日 読売新聞
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