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30.4.11
フィギアスケート世界選手権
念願のメダル
銀ッ
おめでとうーッ
【4月29日 AFP】(一部更新)2011世界フィギュアスケート選手権
��ISU World Figure Skating Championships 2011)第4日は28日
モスクワで男子シングル・フリースケーティング(FS)が行われ、前日の
ショートプログラム(SP)で1位につけたパトリック・チャン
��Patrick Chan、カナダ)が187.96点を記録し、歴代世界最高得点となる
合計280.98点で初優勝を果たした。
SPで歴代世界最高得点の93.02点を記録したチャンはFSでも
アンドリュー・ロイド・ウェバー(Andrew Lloyd Webber)作曲の
『ファンタジア(Phantasia)』に乗せて4回転ジャンプを2回成功させるなど
歴代世界最高得点を更新。2年連続2位に終わっていた世界選手権で
ついに表彰台の真ん中に立った。
チャンは「(SPを終えて)大きくリードしているのだから4回転を2つ入れる
必要はないと言う人もいたけれど、どうしてもやりたかった。練習を
積んできていたし、しなければならないとも感じていた」と振り返った。
2位には、258.41点で日本の小塚崇彦(Takahiko Kozuka)が
3位には合計241.86点でロシアのアルトゥール・ガチンスキー
��Artur Gachinski)が入った。
小塚はSPで6位と出遅れたが、フランツ・リスト(Franz Liszt)の
『ピアノ協奏曲第1番』に合わせて演技したFSでは4回転ジャンプ1回
8度の3回転ジャンプなどを決め、2位となる180.79点を記録。見事
表彰台をつかんだ。「日本に良いニュースを持って帰る必要があった。
この銀メダルでそれができる。リンクに出て演技に心を込めたら
結果がついてきた」と、小塚は語っている。
前回覇者の高橋大輔(Daisuke Takahashi、日本)は
スケート靴のトラブルに見舞われ、修理のため演技を数分間中断するなどして
合計232.97点の5位に終わった。高橋は、「靴のビスが緩んだ。
毎晩チェックしていたけれど、僕のミス。最初のジャンプができなくて
もうメダルは無理だろうと思っていたから、もう1度リンクに出たときには
とても落ち着いていた」と振り返った。
SP2位の織田信成(Nobunari Oda、日本)は合計232.50点で6位だった。
(c)AFP/Emmeline Moore
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