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1.3.12

アイスマン



昔はわからなかっただけで。。



【3月1日 AFP】アルプス(Alps)山脈の氷河で発見された5000年前の

男性のミイラ「エッツィー(Oetzi)」(通称アイスマン、Iceman)のDNA配列

データの解析で、遺伝的に心疾患の素因があったことや牛乳

アレルギーだったこと、現在の地中海の島の人びとと同じく中東に

ルーツがあることなど、新たな「プロフィール」が明らかになった。

 このミイラは、1991年にイタリア北部・南チロル地方のエッツタール・

アルプス(Oetztal Alps)でドイツ人ハイカー2人に発見され、地名にちなんで
「エッツィー」と名づけられた。死亡時の推定年齢は45歳、身長160センチ、体重50キロ程度で、主要な

動脈を矢で射抜かれて死んだとみられている。

 今回、ボルツァーノ欧州アカデミー(European Academy of Bolzano、

EURAC)内の「ミイラとアイスマン研究所」と、独テュービンゲン大学

��University of Tuebingen)、同ザールラント(Saarland University)大学の

共同研究が行った分析で、アイスマンには循環器系に遺伝性の問題があり、

死亡時に既に動脈硬化が起きていたことが分かった。研究に参加した

人類学者やバイオインフォマティクス(生命情報科学)研究者は、「アイスマンの

時代にそうした遺伝的素因が既存していた事実は、循環器系疾患の主たる

要因が決して現代のライフスタイルにあるとは限らないということを示しており、

非常に興味深い」と話している。

 研究では、アイスマンの祖先のルーツが現在の中東にあることも

明らかになった。これは現在、地理的に大陸から離れ隔離されている

地中海のサルデーニャ(Sardinia)島やコルシカ(Corsica)島の人びとに

よく見られる遺伝子ルーツだという。

 また、アイスマンの目と髪の色は茶色で、牛乳アレルギーを持っていたこと

なども確認された。乳製品へのアレルギーは当時、農耕や酪農が

広まっていたにもかかわらず依然として乳糖不耐症が一般的だったという

学説を裏付ける。研究チームの説明によると、牛乳を消化する能力は、

アイスマンが生きた時代よりも後の1000年くらいの間に、動物の家畜化とともに

成人の間で徐々に備わっていったものだという。

 アイスマンのミイラは現在、伊ボルツァーノ(Bolzano)の南チロル

考古学博物館(South Tyrol Museum of Archaeology)で保管されている。

今回の研究結果は、英オンライン科学誌ネイチャーコミュニケーションズ

��Nature Communications)最新号に掲載されている。(c)AFP

ただただ牛乳アレルギーにはびっくり
飲めるようになったのも進化なんですね
と改めて思います
今の牛乳や小麦アレルギーもあったのかも
しれないですね
現代病ではなかったと、裏付けになって
しまいました
先天的な見方も変わりますかね
ルーツもわかるかもしれない
そう言えば、最近わかったことで
はり治療が施された後がこのアイスマンの足などに
見つかり・・・
はり治療は東洋医学と思っていたのに
大発見ですよね

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お、お、オスプレイ

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